STORY
内向的な高校生・鹿島かをりは、
同級生のレイチェルと学校の屋上で、
お互いのことを絵に描き合うことが好きだった。
二人で一緒に下校していると、
レイチェルが突然謎の人物に刺殺されてしまう。
混乱の中目覚めると、
まるで何事もなかったかのように
レイチェルの遺体も血痕も消えていた。
学校に戻るとレイチェルが生きて動いていた。
そこは元の世界とは似て非なる平行世界であった。
しかしかをりは何としてでも元の世界に戻りたかった。
どうしても彼女に言わなければならないことが
あったからだった。
レイチェルと過ごした1年半の思い出を元に、世界線の分岐点を探ろうとする。
百合×平行世界SF